用語 | 読み | 説明 |
五点セット | (ごてんせっと) | 婚礼衣装に付随する装飾品。帯締め・抱え帯・末広・筥迫・懐剣(引振袖には使用しない場合もある)の五種類がセットになっている。 |
帯留め | (おびどめ) | 平組の帯締めに付ける装飾品。彫金や陶器、珊瑚や貴石など、様々な素材で作られる。 |
帯飾り | (おびかざり) | 帯に付ける装飾品の総称。根付や帯留など古典的なものから、帯締めに掛けるネックレス状のものや、帯結びにつける組紐なども含まれる。 |
懐剣 | (かいけん) | 武家の女性が護身用に懐中した短刀。現在は装飾品として、婚礼衣装の帯に差して用いる。 |
抱え帯 | (かかえおび) | 帯下側に締める、幅6㎝程の細帯。着物の裾をたくし上げるために使用されていたが、現在は打掛や引振袖に装飾的に締められている。 |
末広 | (すえひろ) | 骨に地紙を貼った扇の総称。留袖や婚礼衣装に用いるものは、表が金地、裏が銀地になっている。 |
根付 | (ねつけ) | 提げ物(印籠や煙草入れ)を帯から下げるために、紐の先に付けた細工物。象牙、鹿角、陶器など様々な素材で作られる。 |
筥迫 | (はこせこ) | 江戸時代の化粧ポーチが装飾品になったもの。婚礼花嫁衣裳、七五三の七歳女児衣装の胸元に挟んで用いる。 |
簪 | (かんざし) | ヘアセットした髪に差す和風の髪飾り。べっこう・漆・ガラスなど、様々な素材、平打ち・びらびら簪・玉簪など様々な形がある。 |
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