ほとんどの振袖レンタル店が、振袖着用後に返却する時のクリーニングはしなくても大丈夫です。すこしくらいの汚れや雨染みなどは問題ないみたい。
むしろすこしくらい汚れてしまっても、変にいじらず速やかにお店に返すことのほうが先決!
1)大きなハンガーに掛けて、湿気を取る。
2)汚れをチェック。気になる汚れがついた場合にはお店にその部分を伝えておきましょう。
3)なるべくすぐにお店に返却。
とはいってもあまりにも気をつかわなければ、汚し放題になり最悪クリーニング代として別料金を取られてしまうことも。借りているものなのだから、大人のオンナとしてきちんと気をつけよう!以下に、成人式当日振袖を汚さないよう気をつけたいシーンをあげてみたよ。
普段着慣れない着物、しかも振袖は袖がとても長いのでどうしても動作の邪魔に。ふとした瞬間に食べ物や飲み物をこぼしてしまったり…という事が無きにしもあらず!
食事の時のポイントは大きくこのふたつ
1)膝の上に大判のハンカチを引くこと
2)何かを取る時は必ず片方の手で袖を持つようにすること
もしも汚してしまった時でも、絶対にこすらず汚れをつまんでおく程度にすることが肝心!着用後は時間をおかず、早めに返却しましょう。
なるべく洋式トイレへ!トイレの際のくわしい動作は以下のページにあるので確認しておいてね。振袖の袖や裾を留めておくクリップやヘアゴムがあるととっても安心。 →振袖着用時の注意点へのリンク
すこしくらいの雨であればそこまで気にせず、軽く水分をハンカチで抑える程度で大丈夫だけれど、ひどい雨の日などは泥ハネなどに気をつけて!
内股で小さな歩幅で歩くことを意識しよう。もし振袖に泥がはねてしまった時には、絶対にこすらず早めにお店に持っていってね。
【おすすめの持ち物】着物用コート、草履カバー、予備の足袋
すぐにハンカチやテッシュでそっと水分を吸い取りましょう。この時に絶対に強くおさえたりこすったりしないこと!繊維に染み込んでしまうと汚れが落ちなくなってしまいます。
油汚れは自分でいじると悪化させてしまうので触らずそのままに。なぜ汚れてしまったか、どんなものがいつ振袖に付いたのかをよく覚えておいて、なるべく早めに振袖レンタル店やクリーニング店に伝えることが大切だよ!
泥ハネは完全に乾いてから、布などで払って落としましょう。濡れている状態の時に落とそうとすると繊維に入り混んでしまうので触らないでおいてね。
上記の応急処置ですべての汚れが取り切れない場合でも、無理にこすったりしないことがいちばん大切。汚してしまった時は早めに振袖レンタル店やクリーニング店に持っていくことが最優先だよ!
予期できない汚れがついてしまった場合にはクリーニング費用を請求されてしまうかも。例えばマジックで書いてしまった、ペンキがついてしまったなど。
とにかく汚してしまった時のポイントは、あまりいじらずすぐにお店に返却すること!汚れは時間が経って繊維に染み込んでしまうことが一番の大敵です!
また、最悪の場合振袖が破ってしまった時なども別途料金がかかるかもしれません。
ガード加工とは振袖を汚れや雨などから守ってくれる、撥水・撥油加工のことです。
購入の場合には同時にガード加工を進められることが多いようです。料金を確認し検討してみてね。
レンタルの場合はすでに振袖にガード加工がされているのか、そうでないのか確認しておいてもよいかもしれません。もし加工済みならばすこし気も楽ですし、されていなければきちんと気をつけることを意識しましょう。
さがしてみよう!