振袖とは、未婚女性の第一礼装(最も格が高い着物)にあたる格式の高い着物のこと。その名の通り、袖の袂(たもと)が長い事が名前の由来です。
成人式では、ハタチのお祝いとしてたくさんの女の子が振袖を着ます。成人式に出席しない子も、記念として写真スタジオで撮影をするなどとても華やかなイベント。
振袖を着るシーンは成人式のほか、学校の卒業式に袴と合わせて着たり、結婚式に招待された時、結納の時などです。
振袖にも種類が、「大振袖」(袖丈114cm前後)「中振袖」(袖丈100cm前後)「小振袖」(袖丈85cm前後)とあります。成人式で振袖というとほとんどが「中振袖」のことを指します。大振袖は自分の結婚式のお色直しできるような、袂がくるぶしまであるようなものです。
違いは簡単にいうと、袖の長さの違いです袖が長いのが振袖で、短いのがそれ以外の着物。
着物にもいろいろな種類がありますが、ここでは割愛します。また結婚後の女性は通常振袖を着なくなります。
☆振袖 【えり】☆重ね衿 ☆半衿 ☆衿芯 【帯】☆袋帯 ☆帯枕 ☆帯締め ☆帯揚 ☆前板 ☆後板 ☆三重紐 【着付け紐】☆きものベルト ☆腰紐(4本)☆着付けベルト ☆和装ベルト ☆伊達締め 【小物】☆足袋 ☆草履 ☆バッグ ☆ショール 【インナー】☆長襦袢 ☆和装スリップ(コーディネートによって多少変化あり)
草木や花、蝶や鳥、扇面などを描いた昔ながらの古典的な雰囲気の柄。
柄の小さいものが多く、着物全体にデザインされています。
前衛的、幾何学的な柄やイメージをデザインしたもの。
最近では、洋花や幾何学模様、さらにはヒョウ柄といったものを取り入れたものも。
柄自体は古典と同じで、袖だけに柄づけをしたり、柄の付け方に新しさを出したりしているタイプのこと。
基本的には振袖の柄は全体についているものですが、最近では、袖だけに柄をつけたシンプルなものも。
さらには、色のグラデーションだけという無地のものもあります。
柄自体には決まった形式はありませんが、一般的には日本の四季に合わせた柄が好まれます。
結婚式や卒業式などの祝い事の多くはその季節に合わせて着る事が多いです。 (例)
昨今では松竹梅や四季が全て描かれている物などがあり、このような柄であれば通年で着る事ができます。
さがしてみよう!