いつも映画ばかりなので
今回は・・・
本を紹介したいと思います。
最近のミステリーは面白い!
映画化されるものが多いので、
今回は原作本を紹介したいと思います。
原作と映画、どちらが面白いかはあなた次第w
【シンプル・プラン】スコット・スミス
’94年「このミステリーがすごい!」海外編第1位
『偶然手に入れた440万ドルの現金、いずれはみんなで山分けしよう』
というシンプルな計画。
たったそれだけ。
それだけなのに、何故こんなにも酷いことが???
もう誰も信じられない!!
人間の本性をみたり!!って感じ。
これを書いたスコット・スミスは当時27歳。凄すぎる!!
□あらすじ□
ある雪の日の夕方、借金を苦にして自殺した両親の墓参りに向かうため、
ハンク・ミッチェルは兄とその友人とともに町はずれの道を車で走っていた。
途中ひょんなことから、彼らは小型飛行機の残骸とパイロットの死体に出くわす。
そこには、440万ドルの現金が詰まった袋が隠されていた。
何も危険がなく誰にも害が及ばないことを自らに納得させ、3人はその金を保管し、
いずれ自分たちで分けるためのごくシンプルな計画をたてた。
だがその時から、ハンクの悪夢ははじまっていたのだった。
スティーブン・キング絶賛の天性のストーリー・テラー、衝撃のデビュー作。
【BATTLE ROYALE】高見広春(1999年)
第5回日本ホラー小説大賞の最終候補
中学生同士が殺し合いをする・・・という
ちょっと怖い設定。
自分ならどうする?
ゲームにのる?のらない?
好きな子を守りに行く?
誰も信じられなくて自分のことだけ考える?
色々な人間の本性丸出し。
映画とは違い、
40人もの最後の場面をすべて書かれているのはすごいと思うわ。
□あらすじ□
瀬戸内海に浮かぶ小島の分校。
42名の中学3年生たちは、新しい担任と名乗る見知らぬ男から
「プログラム」の開始を告げられる。
クラスメート同士が与えられた武器で殺し合い、
ただ1人の勝者を決めるという残酷な椅子取りゲームだ。
【告白】湊かなえ(2008年)
2008年度週刊文春ミステリーベスト10 第1位
2008年度このミステリーがすごい! 第4位
2009年度本屋大賞受賞
つい最近、映画が公開になった作品。
冒頭の30分は先生(松たかこ)の告白シーンらしい。
告白で全てが明らかになる。
犯人も殺害方法も・・・。
「級友」「犯人」「犯人の家族」というそれぞれの立場からの告白。
それぞれの言い分。
なるほどなぁ、と頷けることもあった。
映画化、成功であって欲しいと願います!。
□あらすじ□
我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。
ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。