豪華さが魅力!総絞りの振袖の値段はどれくらい?

振袖は染め方の種類によって、友禅や江戸小紋、絞りに型染めなど様々なものがあります。
その中でも高級品として評されるのが、目を見張るほどの豪華さのある総絞りの振袖です。
ここでは、総絞りの振袖というのはそもそも一体どんなお着物なのか?
どんなところに魅力があるのか?
どのくらいの価格で着ることが出来るのか?
などの疑問に答えていきます。

総絞り

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総絞りの振袖とは

総絞りの振袖とは、布地総てを、絞り染めという技法で染めぬいた振袖のこと言います。
絞り染め技法は、奈良の正倉院の中にも、ローケツ染めの「ロウケチ」、
板で挟んで防染する板締め絞りの「キョウケチ」と並んで、
「ロウケチ」として宝物として残されているほど、古くから行われている日本の伝統的な技法です。
絞り染めは、布地を糸で括りつけたり、器具を使って挟んだりすることで染料が染まらない部分を作り、模様を表現します。
そうして括ってた糸をほどくと、立体的な文様がまるで浮かびあがるような印象をあたえ、美しさが解き放たれるのです。
例えば、京鹿の子を代表する「総疋田絞」は、染めあがりによって、粒が斜め45°の角度で正確に並ぶとされています。
均一さの中にも、手仕事ならではの温かみがあり、見る人を魅了するのです。

総絞りの振袖の場合、反物に手作業で一つずつ絞りを括っていきますが、
着物一反につき、何数万粒の絞りがあると言われています。
こうした手作業での染色には手間がかかりますので、
着物一反の染色の完成までに数か月、あるいは1年以上もかかるそうです。
防染の高い技術も相まって、総絞りの振袖が高級品であると言われる所以がここにあります。

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総絞りの振袖の魅力

総絞りの振袖には、辻が花、京鹿の子文様や有松鳴海絞りなど伝統のある文様があり、
その絞り染めの技術は、長らく日本人に親しまれてきたものです。
古くは室町時代から絞り染めは表舞台に登場し、繊細な手作業の技術により、今まで続いてきました。

そんな申し分のない染色技術に裏づけされ、高級品として扱われてきた総絞りの振袖ですが、
紋を入れられないことで、格が低いのでは?という話を聞くこともあります。

たしかに、総絞りのお着物は、第一礼装に必要な「五つ紋」「三つ紋」が入れられませんし、
布地に光沢もありませんから、格下げされたともいわれ、格は準礼装です。

そうしたことから、総絞りの小紋などは、その着物の格からみても結婚式などには不向きとされています。
一方で、振袖の場合は未婚の女性の略式礼装着ですので、
総絞りのものであっても、結婚式などのフォーマルなシーンでも問題なく着ることが出来ます。

総絞りの振袖には、京都産の絹に、鹿の背中の模様を絞り込んだため鹿の子と呼ばれる「京鹿の子」や、
架空の花を模した伝統的な文様を描いた「辻が花」などがあります。
総絞りの振袖と聞いて、落ち着いた色目のものをイメージする方もいるかもしれません。
たしかに、シックな黒白を基調にしたものもありますが、艶やかな赤を基調にしたものや、
福原愛選手が結婚会見で着用していたのが記憶に新しい、淡い色合いのものなど、
色味に関しても、その種類も様々なのです。

総絞りの振袖の値段はいくらくらい?

総絞りの振袖は、職人の手作業により布地に一つ一つの「括り」をつけることで模様を表現しているため、
手間もかかかります。

例えば、京鹿の子と一口に言ってしまう鹿の子文様にも、「疋田絞り」と「総疋田絞り」とありますが、
これは一つの絞りを作るのに、それぞれ絹糸を四回・八回と巻きつけて括る作業で作られています。

また、総絞りをほどこす場合、お着物の種類によっては二十数万個もの絞りが必要とされるそうです。
括る人が変わってしまうと絞りの状態が変わってしまうため、一人の職人が最初から最後まで仕上げなくていけません。
とはいえ、熟練した職人であっても一日に括られる数は、数百個から千個の間が精々だと言われています。
振袖の絞りを括っていくのには、一年以上の時間が必要です。
そうして出来あがった文様は精緻であっても、手作業ゆえの味があり、
江戸時代には贅沢品として禁止されるほどまでの高価なものでした。

現在もロット番号で管理し同じものを作る、というやり方を基本的にはしていないため、
どうしても高価になってしまうのが、総絞りの振袖です。

では、そんな高級品の総絞りの振袖を着てみたい!と思った場合には、どのくらいの予算を見込めばいいのでしょうか?

購入する場合の値段

総絞りの振袖を購入しようとする場合には、その生地や絞りの技術、染料などの要素によって値段に幅があります。
手がかかっており、高品質の布地を使用し、手作業で仕上げられている一点ものがやはり値が張るのは、
どのお着物でも一緒でしょう。

更に、総絞りの振袖には人間国宝の作や人気のある作家ものなど、
上を見れば数千万のものまであるため、値段を一くくりには言えません。

しかし、一般的に購入ができる総絞りの振袖に限ってみれば、
それ単体で、数十万から数百万の間が相場となっているようです。
部分絞りの場合にはもう少し価格層が下がるでしょう。
数十万円台が相場になります。

更に、その値段にプラスして長襦袢や帯や帯揚げなど必要最低限の小物を揃えていくと、
比較的安価な総絞りの振袖であっても、その総額は百万はくだりません。
対して、標準的な振袖は単体で十万前後。
帯や帯締めをはじめとするの小物が一式セットで数十万の相場ですので、やはり、総絞りの振袖は比較的高価だと言えます。

レンタルする場合の値段

総絞りの振袖を着たい場合には、レンタルサービスを利用すれば、購入するよりはおさえた価格で着ることが出来ます。
レンタルのお着物は、一般的な振袖の場合、数万円から三十万円位の価格帯で、
必要な小物も一式揃えて借りて、着用することが出来ます。
総絞りの振袖の場合には二十万から五十万円位の価格帯で借りることが出来るでしょう。
ただ、レンタルの振袖の場合、成人式などのシーズン中とオフシーズンで価格が変わるとされています。
シーズン中でお着物本体の価格が高騰する場合もありますが、
一方で、写真の前撮りなどもセットになっているため、リーズナブルになっている場合など、様々です。

また、総絞りの振袖だけではなく、レンタルのお着物全般で言えることですが、
基本的に新しい流行の形のものは価格が高く、古いものは価格が安く設定されているようです。
ですから、年代物で質の良いものであっても、その古さからリーズナブルな価格で着ることが出来る場合もます。
総絞りなどに至っては、購入するのと比較すると破格の値段で着用できると言えるでしょう。

早めに探すのがおすすめ

職人の技術が注ぎ込まれ、高級品として名高い総絞りの振袖でも、
レンタルを利用すれば、比較的低価格で着ることが出来ます。
それも、レンタルであれば、着物から小物までの一式の貸し出しが可能であったり、
着付け・ヘアメイク付きであったり、写真の前撮りがあったりと、
プラスアルファのサービスが含まれている場合も多いので、
そうしたサービスを希望する人は、更にお得に利用できるでしょう。

とは言っても、ちょっとしたご注意も。
振袖だけではなく、総絞りのお着物全般に言えることですが、
総絞りのものは、購入価格が高いため、レンタル市場では数回の貸出しで、
お店側の元が取れてしまうとも言われるほどのようです。
絞りを使ったものは、帯揚げや帯締めなどの小物でも数万円します。
高価ゆえに、レンタル市場では総絞りのお着物の取り扱い数は、他のプリントなどの振袖と比べると少ないようなのです。

そうしたことから、成人式や結婚式への出席など、晴れの舞台へぜひ総絞りの振袖で!と思う方は、
早めにレンタルサービスをしているお店を探し始めた方が良いでしょう。
レンタルのお着物は、数に限りがありますし、
総絞り振袖の取り扱いをしているかお店かどうかもチェックしておく必要があります。
また、取り扱いがあっても、レンタルしたい日にお着物が押さえられなければ、着ることは出来ません。
その点、早めに探し始めておけば、柄や品質に関しての選択幅も広いですし、
お好みの総絞りの振袖に辿りつける可能性が高いでしょう。

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